『父、帰り、驚愕する。』
2人はお互いにかける言葉が見つからず、静かに時が過ぎていく。
その時、大きな音とともに、突然、入り口のドアが開き、
買い物袋を提げたトトが帰ってきた。
どうやら、今日の夕飯当番はトトのようである。
「遅くなってすまんのぉ…斜め向かいのシャリさんのとこで
つかまってな。つい、立ち話を…」
(井戸端会議?)
トトはチャカに気づかず、話を進めていく。
「シャリさんの親戚がナノハナに住んでおって、その娘さんを
おまえの嫁さんにどうだと言ってくださってな。」
「会ってみらんか?」
「…ということだそうだ。コーザ?」
思わず、合いの手を入れてしまったチャカだった。
「チャカ様!?なんでここに?コーザおまえ!?」
『親父、気づくの遅すぎです。』
ひそかに涙するコーザであった。
2004/9/20
やっぱり、文を入れるのはやめようかな?
うまく伝えられないもどかしさを感じます。
本は読むんだけど…
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